第6章。このインタビューのセクションの人物写真は、切り抜き処理したものを薄い色で表した。そのため、テキストと重なりあってもお互いに干渉することがないので、できるだけ写真を大きくすることができる。また、その人物写真をインタビュー記事の小見出しと本文テキストに重ねることで、その3つがひとつの固まりであることを表すことができ、その結果、ページの余白と記事とのレイアウトのメリハリがついた。そしてそのメリハリのおかげで、本のノド部分で分断される記事もひとつの固まりであると示すことができたので、2ページに3つのインタビュー記事を掲載するというやや難しい課題を自然な形でなんとかクリアーできたと思う