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本のデザイン

Art_icle

アートを紹介する月刊フリーペーパー。2か国語や地図を用いた多角的なアートの情報に加えてカルチャー情報まで幅広く発信。
  • W210 × H285 mm/約36ページ
  • アーティクル/タグボート
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本のデザイン

Art_icle

カバー。各号では作家の作品写真を大きく掲載。その写真にできるだけ障らないよう、各号の内容を示す日本語の文字は存在感を最小限に。その一方で、表紙の上部にその号の主な内容を表す英語の文字を緊密に並べることで、表紙に躍動感と独自性を加えるような試みも行っている
第49号、特集〈Art fair Tokyo 2012〉。毎号の特集ではアートフェアなど旬のイベントを取り上げる。この見開きのメインイメージでは、左ページから右ページへかけてブロック状の色面を重ねることでピンク色の濃度を次第に上げていき最終的に右ページ分の全体をピンク色で埋め尽くしている。それにはふたつの目的がある。ひとつめは、左ページの会場風景のメイン写真から右ページのイベント概略の導入文へ、読者の視線と意識を継ぎ目なくスムーズに誘導すること。ふたつめは、左ページの写真と右ページの色面の境界をあいまいにすることで、実際には左ページ分しかない会場写真があたかも右ページまで続いているかのような錯覚を生み出して、見開き全体に広がり感を与えること
第49号、特集〈Art fair Tokyo 2012〉。主要なページは日本語と英語の2か国語表記
第49号、〈Art Kyoto 2012〉。記事のタイトル記事の内容を伝える本文セクションの見出しセクションの内容を説明する写真出展するギャラリー名の一覧リスト、そして、それらそれぞれのテキストに対しての日本語のブロック英語のブロック。各要素をその関係に応じて整理し、みやすく配置するようにしている
第49号、〈Art Kyoto 2012〉。市街で行うアートイベントの記事では、地図を大きく記してイベント内容を紹介することが多い。ページの主役となるそのような地図は、紙面のトーンに合わせてその都度作成
第39号特集、〈Art fair Tokyo 2011〉。通常では日本語ブロックと英語ブロックの2か国語の表記であるが、時には日本語のブロック英語のブロック、さらには中国語のブロックを加えて合計3か国語の表記となるケースも
第42号、〈Art Taipei 2011〉。ほぼすべての記事の末尾には、そこで紹介したイベントや展示の詳しい情報をコンパクトにまとめて掲載
第33号、〈Tokyo photo 2010〉。記事の末尾のイベントや展示の詳細情報にはできるだけ開催場所の地図を描き起こして添える
臨時特別号、〈Ohara-deco〉。その記事で紹介する展示の特徴を伝えるために、レイアウトにそのページ独特のひと工夫を加えるときも
第40号、〈Night event at galleries 2011〉。一覧表がページのメインイメージとなるタイプのレイアウト。ページ全面に情報を詰め込みながら、地図とのリンクを色で示すなどして見やすさに配慮している
臨時特別号、〈Art Taipei 2011〉。この見開きは英語と中国語の2か国語表記で日本語は記載しない、という珍しい事例
第40号、〈Art area map〉。その号の掲載記事で紹介した地点を中心に全国約200か所のアートエリアの地図を集めたページ。各エリアの地図はすべて描き起こしたもので毎号更新
第24号、ギャラリー紹介ページ。このページでは、多様な情報を整理しながら、作品写真と文章の間に白い余白を十分に設けて作品を引き立たせるように配慮している
第39号、ギャラリー紹介ページ。白い余白に配慮した別の事例
第38号、〈Tokyo art week〉。東京都内で開催されるアートイベントをひとつの見開きに凝縮して配置。ひとつのテキストブロックの中に、施設名、施設開催のイベントの情報、ギャラリーの階数と名前、ギャラリー開催の展示の情報、などの多くの階層にわかれた情報を収める。文字サイズや文字色、下線など、固有の体裁をそれぞれの階層に与えることで、違う階層との区別がしやすくなるように配慮している
第45号、〈+Plus the art fair 2011〉とギャラリー紹介ページ。前者は一覧表がメインイメージとなるタイプのレイアウト
第43号、ギャラリー紹介ページ。ひとつのギャラリーで開催される4つの展示をひとつの見開きにレイアウトしている。ひとつの見開きの中に収めるべき要素の個数が一見して「4」という切りのいい数字だと、レイアウト作業が簡単に思えるが、実際はその「4」以外のほかの要素もあって、それも含めるとトータルの要素の数のが「4.0〜4.5」になる場合が珍しくないため、それをあたかも「4」であるかのように見開きの中にすっきりとまとめるのがなかなか難しい
第44号、〈Museum info──美術館・博物館情報〉。毎号、その月の旬の情報を一覧に凝縮して伝える。イベントや展示のそれぞれの多種多様な情報に対してできるだけ柔軟に対応しながら、読み手にすっきりと見やすく提示できるように、毎号改良を重ねたレイアウトフォーマット
第26号、〈Tokyo performing arts festival 2010〉。絵画、彫刻、建築などの造形美術に限定せずに、舞踏や音楽、デザインイベントなどのカルチャー情報まで幅広く発信