書体「Helvetica Ultra Compressed」から参考にした点はおもに、文字のサイズの縦横比と、文字に対しての縦線の太さ。それをベースとして、縦線と横線の太さの差を控えめに抑えるよう横線を太くしたり、閉じた部分を開いたり、「インキトラップ」1を埋めたり、といったアレンジを加えている
- インキトラップ
- 印刷時にインキのにじみによって文字のなかの細かい部分がつぶれやすい場合、文字のその部分の形状をあらかじめ広めに欠いておくことで、にじみを防いでつぶれにくくすることができる。その欠いておく部分を「インキトラップ」と呼ぶ