202本のデザイン格差社会と都市空間東京圏の社会地図1990-2010浮かび上がる格差拡大の30年。階級・階層論と都市社会学、2つの異なるアプローチから大都市東京圏の格差拡大の空間構造が明らかに。橋本健二、浅川達人 編著W148 × H210 mm/304ページ鹿島出版会202本のデザイン格差社会と都市空間東京圏の社会地図1990-2010カバー。本書では多くのデータを用いて東京圏における格差の拡大を分析する。そのデータのひとつである「地域メッシュ統計図」をカバー全体に大きく広げて掲載口絵。冒頭に代表的な統計図をカラー(プロセス4色)で掲載口絵。印刷時の掲載サイズや使用インキの色数をもとに、「地域メッシュ統計図」のメッシュの配色を慎重に検討した目次。目次ページは本全体を見渡す「地図」であり、扉ページに次ぐ本の「顔」でもある。「地図」としての役割上、多くの種類の文字要素がそこに含まれるので、それらを見やすく整理しながら、なおかつ、本全体の雰囲気をあらわす「顔」の役割も果たせるように、文字のサイズと間隔のバランスを注意深く調整する序章〈格差社会と都市空間〉の扉ページ序章、グラフ〈東京23区の1人あたり課税対象所得額の推移〉。折れ線グラフのなかで多くの折れ線が込み入っている中、どの折れ線でも辿ることができるように線の色と実線/破線を使い分けて、折れ線のラベルを折れ線のすぐ近くに引き出し線でつないで配置した。本文組は縦2段組序章、表〈各地域類型への調査地点の割当と有効回収数〉と表〈各地域類型の住民の特徴〉、図〈現代日本の階級構造〉。表や図の中の数字には字形が縦長の書体を用いることで、使用スペースをできるだけコンパクトにするようにしている第1部、第1章〈東京23区の空間構造とその変動〉の扉ページ。各部の扉にはカバーに使用した統計図から一部分を抜き出して1ページ全面に敷き詰めた。これによってそれまでに続いてきた通常のページの流れに視覚的な段差をつくり、その流れをリセットして、このページを新しい流れの起点とすることができる第1部、第1章、図〈5歳以下人口比率〉と図〈後期高齢者比率〉。「地域メッシュ統計図」のメッシュの配色を、カラーページ用と同じようにモノクロページ用も検討。モノクロの場合はカラーの場合より使える色の範囲が限られるため、より慎重に検討した第1部、第1章、図〈管理職比率〉と図〈サービス職業従事者比率〉と図〈大卒者比率〉。3つのグループに分けて図を5つ並べるケース。グループのかたまりがわかりやすいように、図の並べ方や間隔、キャプションや凡例の位置を各ケースで変えている第1部、第1章、図〈居住期間5年未満人口比率〉と〈持家世帯比率〉と〈自市区町村従業通学者比率〉。3つのグループに分けて図を6つ並べるケース第1部、第1章、図〈県内他市区町村従業通学者比率〉と〈他県従業通学者比率〉。2つのグループに分けて図を4つ並べるケース第1部、第2章〈東京23区における格差拡大と空間構造の変化〉、図〈東京23区の階級構成の変化〉。ここは見開き2ページまるごと、縦列に同じ階級の図を、横行に同じ年の図を、それぞれ並べた表になっている第2部、第1章〈東京圏の空間構造の変化〉の扉ページ第2部、第1章、図〈後期高齢者比率〉と〈第2次産業就業者比率〉。2つのグループに分けて図を3つ並べるケース。まえの第1部の東京23区からこの第2部の東京圏へと対象範囲が広がったので、図の中のメッシュはより細かくなり、原寸のサイズでは肉眼で視認するのがむずかしいほどだが、全体の傾向はつかむことができる第2部、第1章、図〈第3次産業就業者比率〉と〈完全失業率〉と〈管理職比率〉と〈サービス職比率〉。4つのグループに分けて図を6つ並べるケース。違うグループに属する2つの図が横隣りに揃って並ぶと同じグループのように見えてしまうので、それを避けるためにあえて位置を上下にすこしずらしている第2部、第1章、図〈大卒者比率〉と〈居住期間5年未満人口比率〉と〈持家世帯比率〉。3つのグループに分けて図を6つ並べるケース第2部、第2章〈東京圏の階級構成とその空間的構造〉、図〈非正規雇用労働者の分布〉。図の掲載サイズができるだけ大きくなるように、図の中の地形ともう一方の図の中の地形が重ならない範囲で図と図を重ねたり、小見出しや凡例の位置を変えたりしている第2部、第2章、図〈市区町村別階級構成の変化〉。ここは見開き2ページまるごと、縦列に同じ階級の図を、横行に同じ年の図を、それぞれ並べた表になっている。このページでも図をできるだけ大きくすることに傾注第2部、第3章〈東京圏における経済格差の空間的構造とその変遷〉、表〈平均所得と所得階層分布の推定モデル〉。小さいグループが集まってよりすこし大きいグループに、さらにそれらが集まってより大きいグループに、という手続きを繰り返してできた複雑な表を読み解いて整頓している第2部、第3章、表〈東京圏における各市区町村の所得関連指標〉第2部、第3章、グラフ〈距離圏別にみた首都圏の空間構造の変化〉。棒グラフや折れ線グラフは、値の増減などの傾向が読み取れる範囲内で、グラフ全体を縦方向にできるだけ圧縮するように変形してコンパクトにすることが多い帯グラフも棒グラフや折れ線グラフと同じように、できるだけコンパクトに、かつグラフの主旨が伝わりやすくなるように本の末尾には東京都と南関東の市区町村図を収録
202本のデザイン格差社会と都市空間東京圏の社会地図1990-2010カバー。本書では多くのデータを用いて東京圏における格差の拡大を分析する。そのデータのひとつである「地域メッシュ統計図」をカバー全体に大きく広げて掲載口絵。冒頭に代表的な統計図をカラー(プロセス4色)で掲載口絵。印刷時の掲載サイズや使用インキの色数をもとに、「地域メッシュ統計図」のメッシュの配色を慎重に検討した目次。目次ページは本全体を見渡す「地図」であり、扉ページに次ぐ本の「顔」でもある。「地図」としての役割上、多くの種類の文字要素がそこに含まれるので、それらを見やすく整理しながら、なおかつ、本全体の雰囲気をあらわす「顔」の役割も果たせるように、文字のサイズと間隔のバランスを注意深く調整する序章〈格差社会と都市空間〉の扉ページ序章、グラフ〈東京23区の1人あたり課税対象所得額の推移〉。折れ線グラフのなかで多くの折れ線が込み入っている中、どの折れ線でも辿ることができるように線の色と実線/破線を使い分けて、折れ線のラベルを折れ線のすぐ近くに引き出し線でつないで配置した。本文組は縦2段組序章、表〈各地域類型への調査地点の割当と有効回収数〉と表〈各地域類型の住民の特徴〉、図〈現代日本の階級構造〉。表や図の中の数字には字形が縦長の書体を用いることで、使用スペースをできるだけコンパクトにするようにしている第1部、第1章〈東京23区の空間構造とその変動〉の扉ページ。各部の扉にはカバーに使用した統計図から一部分を抜き出して1ページ全面に敷き詰めた。これによってそれまでに続いてきた通常のページの流れに視覚的な段差をつくり、その流れをリセットして、このページを新しい流れの起点とすることができる第1部、第1章、図〈5歳以下人口比率〉と図〈後期高齢者比率〉。「地域メッシュ統計図」のメッシュの配色を、カラーページ用と同じようにモノクロページ用も検討。モノクロの場合はカラーの場合より使える色の範囲が限られるため、より慎重に検討した第1部、第1章、図〈管理職比率〉と図〈サービス職業従事者比率〉と図〈大卒者比率〉。3つのグループに分けて図を5つ並べるケース。グループのかたまりがわかりやすいように、図の並べ方や間隔、キャプションや凡例の位置を各ケースで変えている第1部、第1章、図〈居住期間5年未満人口比率〉と〈持家世帯比率〉と〈自市区町村従業通学者比率〉。3つのグループに分けて図を6つ並べるケース第1部、第1章、図〈県内他市区町村従業通学者比率〉と〈他県従業通学者比率〉。2つのグループに分けて図を4つ並べるケース第1部、第2章〈東京23区における格差拡大と空間構造の変化〉、図〈東京23区の階級構成の変化〉。ここは見開き2ページまるごと、縦列に同じ階級の図を、横行に同じ年の図を、それぞれ並べた表になっている第2部、第1章〈東京圏の空間構造の変化〉の扉ページ第2部、第1章、図〈後期高齢者比率〉と〈第2次産業就業者比率〉。2つのグループに分けて図を3つ並べるケース。まえの第1部の東京23区からこの第2部の東京圏へと対象範囲が広がったので、図の中のメッシュはより細かくなり、原寸のサイズでは肉眼で視認するのがむずかしいほどだが、全体の傾向はつかむことができる第2部、第1章、図〈第3次産業就業者比率〉と〈完全失業率〉と〈管理職比率〉と〈サービス職比率〉。4つのグループに分けて図を6つ並べるケース。違うグループに属する2つの図が横隣りに揃って並ぶと同じグループのように見えてしまうので、それを避けるためにあえて位置を上下にすこしずらしている第2部、第1章、図〈大卒者比率〉と〈居住期間5年未満人口比率〉と〈持家世帯比率〉。3つのグループに分けて図を6つ並べるケース第2部、第2章〈東京圏の階級構成とその空間的構造〉、図〈非正規雇用労働者の分布〉。図の掲載サイズができるだけ大きくなるように、図の中の地形ともう一方の図の中の地形が重ならない範囲で図と図を重ねたり、小見出しや凡例の位置を変えたりしている第2部、第2章、図〈市区町村別階級構成の変化〉。ここは見開き2ページまるごと、縦列に同じ階級の図を、横行に同じ年の図を、それぞれ並べた表になっている。このページでも図をできるだけ大きくすることに傾注第2部、第3章〈東京圏における経済格差の空間的構造とその変遷〉、表〈平均所得と所得階層分布の推定モデル〉。小さいグループが集まってよりすこし大きいグループに、さらにそれらが集まってより大きいグループに、という手続きを繰り返してできた複雑な表を読み解いて整頓している第2部、第3章、表〈東京圏における各市区町村の所得関連指標〉第2部、第3章、グラフ〈距離圏別にみた首都圏の空間構造の変化〉。棒グラフや折れ線グラフは、値の増減などの傾向が読み取れる範囲内で、グラフ全体を縦方向にできるだけ圧縮するように変形してコンパクトにすることが多い帯グラフも棒グラフや折れ線グラフと同じように、できるだけコンパクトに、かつグラフの主旨が伝わりやすくなるように本の末尾には東京都と南関東の市区町村図を収録