203本のデザイン都市計画の構造転換整・開・保からマネジメントまで新都市計画法制定50年、旧都市計画法制定100年。30の論考から都市計画法制の役割と課題、そして今後を考える。日本都市計画学会 編著W128 × H188 mm/392ページ鹿島出版会203本のデザイン都市計画の構造転換整・開・保からマネジメントまで槌で細かく叩いたようなエンボス模様の用紙に、銀の特色インキとブラックで印刷。小ぶりながらやや無骨な雰囲気の上製本カバーの図版は日本の都市計画の原点となる〈東京市区改正全図〉1と〈帝都復興計画図〉2をモチーフとしたもの。ロゴ風に組み立てた英字の書名では、縦断する線の前後で文字の色を変えることで「転換」を表現してみた。方眼紙のように並べた白いドット群は、「計画」を想起させ、全体に明るさと華やかさをほのかに与えるためのもの1〈東京市区改正全図〉「東京市區改正縮圖」訂正第3 版、東京府調製、1899 年、国立国会図書館所蔵2〈帝都復興計画図〉「帝都復興計画『甲案』」、1923年、公益財団法人 都市計画協会所蔵目次。本全体を通して英字を小さくアクセントとして随所に配置している序章の扉ページ。背景には都市計画法50年・100年記念シンポジウムの写真序章。全体を通して本文は縦の2段組第1部〈都市計画と都市計画法制の意義と歴史〉の扉ページ。各章の題目を掲載。白い背景の通常ページとの差をきわ出たせるために、このページの背景はブラックに第1部、第1章〈都市計画と都市計画法制の意義〉の冒頭。各章の冒頭ではその章の概要を説明する。黒い背景の部扉ページと白い背景の通常ページとの橋渡しの役割として、このページの背景はうすいグレーに第1部、第1章、第1節〈公共性の変容と都市計画法制の変遷〉の冒頭。各節の冒頭では章と節の番号を記して、本全体におけるその節の位置を示す第1部、第1章、第1節第1部、第1章、第2節〈都市計画の主体と手続〉。各節の冒頭ではその節の主題を示すいくつかのキーワードを掲載第1部、第1章、第2節。図の体裁は原稿をもとに文字の書体やサイズなどを整えて、ほかの図とあわせている第1部、第2章〈都市計画・都市計画法制の歴史〉、第1節〈都市計画法の100年の展開過程〉。法制度の変遷をまとめた年表第1部、第2章、第1節、年表第2部〈都市計画法制の経緯と展望〉の扉ページ第2部、第3章、第1節〈線引き制度の制度設計と自治体の運用〉、グラフ〈全国の宅地供給量の推移〉など第2部、第3章、第2節〈線引き制度の評価と土地利用誘導の可能性〉。種類とサイズが異なり内容も複雑な4つの表に、本のノド部分を横断させてひとつの見開きに収める。仕上がりは地味ながら、なかなか骨の折れる作業なのである第2部、第3章、第2節、表〈(前略)居住誘導区域関連指標一覧〉。ここでも作業時に頭の中を占めるのは、表に本のノド部分をどう横断させるか第2部、第4章〈都市基盤・空間の整備事業と都市計画〉、第2節〈道路整備と都市計画〉、表〈都市計画道路制度の変遷〉。この表の最後の列では、もともと2列に分かれていた前の列と後の列を1列に統合することで使用スペースをコンパクトにすることができ、そのおかげでこの表をひとつの見開きページに収めることができた。列が細分されていたり空きマスが多かったりすると表の使用スペースに無駄が生じるので、場合に応じてこういうアレンジも行う第2部、第4章、第5節〈震災復興と都市計画〉、図〈事前復興の取組みについての阻害要因〉第3部〈都市計画の基本構造と近未来の課題〉の扉ページ第3部、第6章〈都市計画の基本構造〉、第2節〈都市経営時代の都市計画のプランとプロセス〉、図〈Arc の5つの評価項〉。見やすさに配慮しながら限られたスペースに情報をコンパクトにつめこむ第3部、第6章、第3節〈自然環境・災害の変化・現状と都市計画の基本構造〉、図〈緑被率とヒートアイランド緩和効果〉。グラフと図面と写真とキャプションというさまざまな要素を限られたスペースに収める第3部、第7章〈都市計画の領域と新展開〉、第3節〈未来のモビリティと都市計画制度〉、図〈熊本市の交通ピラミッドの例〉。見やすさを損なわずに使用スペースをコンパクトにするために、表やグラフのなかの数字には縦長の書体を使っている
203本のデザイン都市計画の構造転換整・開・保からマネジメントまで槌で細かく叩いたようなエンボス模様の用紙に、銀の特色インキとブラックで印刷。小ぶりながらやや無骨な雰囲気の上製本カバーの図版は日本の都市計画の原点となる〈東京市区改正全図〉1と〈帝都復興計画図〉2をモチーフとしたもの。ロゴ風に組み立てた英字の書名では、縦断する線の前後で文字の色を変えることで「転換」を表現してみた。方眼紙のように並べた白いドット群は、「計画」を想起させ、全体に明るさと華やかさをほのかに与えるためのもの1〈東京市区改正全図〉「東京市區改正縮圖」訂正第3 版、東京府調製、1899 年、国立国会図書館所蔵2〈帝都復興計画図〉「帝都復興計画『甲案』」、1923年、公益財団法人 都市計画協会所蔵目次。本全体を通して英字を小さくアクセントとして随所に配置している序章の扉ページ。背景には都市計画法50年・100年記念シンポジウムの写真序章。全体を通して本文は縦の2段組第1部〈都市計画と都市計画法制の意義と歴史〉の扉ページ。各章の題目を掲載。白い背景の通常ページとの差をきわ出たせるために、このページの背景はブラックに第1部、第1章〈都市計画と都市計画法制の意義〉の冒頭。各章の冒頭ではその章の概要を説明する。黒い背景の部扉ページと白い背景の通常ページとの橋渡しの役割として、このページの背景はうすいグレーに第1部、第1章、第1節〈公共性の変容と都市計画法制の変遷〉の冒頭。各節の冒頭では章と節の番号を記して、本全体におけるその節の位置を示す第1部、第1章、第1節第1部、第1章、第2節〈都市計画の主体と手続〉。各節の冒頭ではその節の主題を示すいくつかのキーワードを掲載第1部、第1章、第2節。図の体裁は原稿をもとに文字の書体やサイズなどを整えて、ほかの図とあわせている第1部、第2章〈都市計画・都市計画法制の歴史〉、第1節〈都市計画法の100年の展開過程〉。法制度の変遷をまとめた年表第1部、第2章、第1節、年表第2部〈都市計画法制の経緯と展望〉の扉ページ第2部、第3章、第1節〈線引き制度の制度設計と自治体の運用〉、グラフ〈全国の宅地供給量の推移〉など第2部、第3章、第2節〈線引き制度の評価と土地利用誘導の可能性〉。種類とサイズが異なり内容も複雑な4つの表に、本のノド部分を横断させてひとつの見開きに収める。仕上がりは地味ながら、なかなか骨の折れる作業なのである第2部、第3章、第2節、表〈(前略)居住誘導区域関連指標一覧〉。ここでも作業時に頭の中を占めるのは、表に本のノド部分をどう横断させるか第2部、第4章〈都市基盤・空間の整備事業と都市計画〉、第2節〈道路整備と都市計画〉、表〈都市計画道路制度の変遷〉。この表の最後の列では、もともと2列に分かれていた前の列と後の列を1列に統合することで使用スペースをコンパクトにすることができ、そのおかげでこの表をひとつの見開きページに収めることができた。列が細分されていたり空きマスが多かったりすると表の使用スペースに無駄が生じるので、場合に応じてこういうアレンジも行う第2部、第4章、第5節〈震災復興と都市計画〉、図〈事前復興の取組みについての阻害要因〉第3部〈都市計画の基本構造と近未来の課題〉の扉ページ第3部、第6章〈都市計画の基本構造〉、第2節〈都市経営時代の都市計画のプランとプロセス〉、図〈Arc の5つの評価項〉。見やすさに配慮しながら限られたスペースに情報をコンパクトにつめこむ第3部、第6章、第3節〈自然環境・災害の変化・現状と都市計画の基本構造〉、図〈緑被率とヒートアイランド緩和効果〉。グラフと図面と写真とキャプションというさまざまな要素を限られたスペースに収める第3部、第7章〈都市計画の領域と新展開〉、第3節〈未来のモビリティと都市計画制度〉、図〈熊本市の交通ピラミッドの例〉。見やすさを損なわずに使用スペースをコンパクトにするために、表やグラフのなかの数字には縦長の書体を使っている