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本のデザイン

早稲田建築学報

早稲田大学建築学専攻/建築学科が発行する年報誌。各年度の学生の優秀作品や学科の近況に加えて、冒頭にはひとつのテーマで特集を掲載。
  • 早稲田大学大学院建築学専攻
    早稲田大学建築学科
    早稲田大学建築学研究所
  • W220 × H280 mm/80ページ
  • 建築資料研究社
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本のデザイン

早稲田建築学報

早稲田建築学報2015
表紙。各号の表紙にはさまざま種類や内容の図版が掲載される。そのため、それらに応じた最適なレイアウトを各号で柔軟に行えるように、書名のロゴは、その配置場所、文字要素の組み立て方、全体の形状などをひとつの種類に固定しないで、各号の図版の特徴に応じて変更できるものとしている
早稲田建築学報2015
目次。目次には多くの種類の文字要素がそこに含まれるので、それらを見やすく整理しながら、なおかつ、できれば本全体の雰囲気をあらわす「顔」の役割も果たせるように、文字のサイズと間隔のバランスを注意深く調整している
早稲田建築学報2015
特集〈「野」生の建築史〉。早稲田大学の建築史学の系譜を概観し、建築と歴史の関係性を論じる。特集の英字タイトルは、「architecture」と「history」の2つの単語の中にある同じ文字同士をつなげたり、位置をそろえたりして、建築と歴史との密接な関係を表現している
早稲田建築学報2015
特集。この特集と表紙は、キーカラーである赤色の特色1色とブラック1色の計2色印刷。見開き上部のメインの記事で本題を論じ下部のサブの記事では補足的なトピックを紹介する。2つの記事を並行して流していくレイアウト構成
早稲田建築学報2015
特集。学生アンケート〈未来に残したい建築〉。アンケート結果の上位にあがった建築の写真結果にあがったその他すべての建築名のリスト編集部の推す建築の紹介学生のコメントの抜粋、で構成
早稲田建築学報2015
〈卒業計画優秀作品〉。学生の優秀作品を紹介する。本全体に一貫するフォーマットとして、見開きの最も下の帯状の部分には、見出しなどをおさめるためと内容を引き立たせる余白とするための、2つの目的のためにやや広めのスペースを割りあてている。セクションの冒頭のページの場合にはこのスペースにその大見出しを配置する。一般的にページ下部のこのスペースにおくことの多いは、本書の場合はこのスペースを避けてそのやや上方の小口側においている
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ノンブル
本や冊子のページの端に記載されている、そのページの番号を指す数字
早稲田建築学報2015
〈修士計画優秀作品〉。そのページがセクションの冒頭でなければ、見開きの最も下の帯状の部分にはを配置する
〈優秀作品〉のページは、ひとつの作品につき3つの要素グループ(作品写真、作品概要文、作品タイトル)でレイアウトを構成。作品概要文作品タイトルの、それぞれのグループ内の文字情報をできるだけコンパクトにまとめて、そのあとに残った広いスペースを使って作品写真を引き立たせている
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はしら。書籍のページの端のあたりに入れられる見出しの一種。一般的には書名、章題、節見出しなどを記すことで、読者に現在のページが何に関する記述なのかを知らせたり,読みたいページを素早く見つけるための索引の役割を担う
早稲田建築学報2015
〈卒業計画公開講評会〉。作品を紹介するほかのページと差をつけたかったため、このページは背景を黒色に、文字を白抜きに
早稲田建築学報2016
この号の特集は〈『建築 × 展覧会』の可能性〉。特集の英字タイトルは建築と展示との関係を、プロジェクションあるいはネオン管風に表現
早稲田建築学報2016
特集〈『建築 × 展覧会』の可能性〉。この特集と表紙は、キーカラーである水色の特色1色とブラック1色の計2色印刷
早稲田建築学報2016
特集。学生アンケート〈早稲田建築学生はこんな「建築展」を見ている〉。このアンケート結果では特に学生主導の展示を2つ取り上げて、アンケート集計におけるその結果その展示の内容の概要を、引出線でつないで絡めながら紹介する構成
早稲田建築学報2016
特集。座談会〈変容する「建築展」〉。このセクションも引出線が特徴的。見開きを横断するこれらのライン群は、特集の英字タイトルのライン群とあわせて、特集全体の視覚的な特徴となる役割を担う
早稲田建築学報2016
〈卒業計画優秀作品〉。ここはカラーページ。作品を制作した学生のポートレイト写真は個性が様々なので、ほかの人物写真との統一感を確保するために原則的に人物の輪郭で切り抜き処理を行うこととし、その色が作品写真へ干渉しないように色をブラック1色に統一した(次へつづく)
早稲田建築学報2016
〈卒業計画優秀作品〉。(前からのつづき)ここはモノクロページ。学生のポートレート写真をブラック1色にしたもうひとつの理由としては、もしカラーページのポートレートがそのままカラーだったら、読み手がページをめくった次がモノクロページだった場合に読み手に地味な印象を与えるかもしれず、それをできるだけ避けたかったことが挙げられる。カラーページにあらかじめモノクロの要素を含めておくことによって、カラーページとモノクロページの間で生じる視覚的印象のギャップをできるだけ埋めて緩和しようとした
早稲田建築学報2016
〈修士計画公開講評会〉。教授陣の講評と学生の応答のドキュメント。どの作品についての講評なのかを読み手に明快に示すために、小さめの作品写真掲載ページのページ番号を本文の間に挿入している
早稲田建築学報2017
この号の特集は「木」に着目。「木と火と建築」という視点から見る、戦後日本における建築の現代史
早稲田建築学報2017
特集〈木と火と建築の現代史〉。木造建築の統計グラフをページの背景に配置した。それにはふたつの目的があり、ひとつめは、本文にできるだけ近い場所にグラフを配置してふたつを視覚的に絡ませることで、読み手の本文の読解を補助する効果を上げること。ふたつめは、グラフを背景化してグラフの層とそのほかの要素の層を別の層として視覚的に明確にわけることで、紙面に奥行き感と立体感を加えること
早稲田建築学報2017
特集の英字タイトルの文字は縞模様で表した。「建築」にあたる文字は垂直線の縞模様で構造の柱の様子を「木」は円弧状の縞模様で幹の年輪の模様を「火」は波状の縞模様で炎のゆらめきの動きを、それぞれ表している
早稲田建築学報2017
特集。この号のキーカラーはオレンジイエロー。カラー(プロセス4色)で印刷
早稲田建築学報2017
特集
早稲田建築学報2017
〈修士計画優秀作品〉。この見開きでは4名の作品をカラー印刷で掲載
早稲田建築学報2017
〈卒業計画優秀作品〉
早稲田建築学報2017
〈早稲田建築、6年間一貫カリキュラム〉。全課程を表す階段状の線を見開きを貫く軸としその上には各学年で学ぶ全教科のリストをその下には代表的な教科を抜粋してその詳しい紹介を、それぞれ掲載