174本のデザイン建築史への挑戦住居から都市、そしてテリトーリオへ建築史学を切り拓いてきた陣内秀信教授の最後の講義録。ゲストを招いた全8回の連続講義・対談と、研究の軌跡を振り返る最終講義を収録。陣内秀信、高村雅彦 編著W148 × H210 mm/440ページ鹿島出版会174本のデザイン建築史への挑戦住居から都市、そしてテリトーリオへカバー表紙カバーと表紙。「フィールドワークこそわが命!」──40年にわたり世界各地のフィールド調査に取り組んできた陣内教授。その歩みを1枚のコラージュで表現目次。本書は第1部の〈最終講義〉、第2部の〈連続講義〉、の全2部で構成。この目次は連続講義の一覧とゲスト講師陣の顔触れの紹介も兼ねる〈陣内秀信・陣内研究室の研究の軌跡〉、図〈おもな研究調査年表〉〈陣内秀信・陣内研究室の研究の軌跡〉、図〈おもな研究対象地〉第1部〈最終講義〉、第0章〈建築史の可能性への挑戦〉。各章の扉ページでは、講義テーマの代表的な図版を背景に、講義時における講師の写真を掲載することで、講義の雰囲気を紙面に再現することを試みている。ほかの扉ページは1ページ分だが、この扉ページは本書の顔も兼ねているといえるので2ページ分とした第1部、第0章。本書を象徴する写真としてカバーのコラージュのメイン部分に使用した、そのもとの写真を冒頭に掲載第1部の本文は縦の2段組。その場合の写真の配置のタイプはだいたい3つのタイプにわけられる。そのうちの1番目のタイプは、2段組の分のスペースを縦方向につき抜いて使用するもの。2番目のタイプは、1段組の分のスペースの一部か全部を使用するもの第1部、第0章。写真の配置のタイプのうちの3番目のタイプは、1ページあるいは2ページまるごとを図版のスペースとして使用するもの。縦の2段組は、以上の3タイプだけで写真の配置のほぼあらゆるケースに柔軟に、かつ自然なレイアウトで対応でき、どう配置するべきかについて迷うことも少ないため、レイアウト作業をしやすいのがその特長第2部〈連続講義〉、第1章〈同世代が拓いた建築史のフロンティア〉。部の番号と題目は、その定位置とする右ページの右上に据えている第2部、第1章。連続講義では、はじめにゲスト講師、そのあとに陣内教授、の順で講義を行い、本書への掲載もその順番にあわせている。ゲスト講義のページの冒頭には講師のポートレイトとプロフィールを掲載ゲスト講義のページの本文は縦の1段組。本文がページに占める高さは7割ほどで、ページの上部か下部のどちらかに寄せて配置し、残った3割ほどのスペースに参考資料用の小さな写真や補足用のテキストなどを配置する。本文が主役であり写真はそれを補佐する、というレイアウト第2部、第1章、〈講義余録〉。各講義録の末尾に位置する〈講義余録〉では、ページのまわりに広めに余白を設けたり、講義時の講師のスナップ写真を切り抜いてその輪郭に沿って文をまわりこませたりして、なごやかながら活発に意見が行き交う雰囲気を再現しようとした第2部、第2章〈日伊比較から見た都市史の可能性〉。ゲスト講師が2名の場合の扉ページ第2部、第2章、〈実学としての都市形成史〉。本文が1段組で掲載する図版が多い場合、図版の配置のバリエーションをあれこれつくって比較検討しようとすると、本文のかたまりが特定のスペースを占有してその検討を阻んでいるような印象を感じるために、なかなかはかどらずに苦慮することがある。2段組とくらべると1段組の場合は本文の形状と位置取りの自由度が低いので、図版が多い場合の柔軟性については苦手といえる第2部、第2章、〈陣内都市史の特質と地平〉。本書では多くの書籍を随所で紹介する。ゲスト講義のページでは、本文を上部に、図版を下部に配置している第2部、第2章、〈《空間人類学》という方法論を見出す〉。ゲスト講義に続く陣内教授の講義では、ゲスト講義のページとは逆に、本文を下部、図版を上部に配置。レイアウトを一転することで内容の流れが変化したことを読み手に示している第2部、第2章、〈“空間人類学”という方法論を見出す〉。本文の1段組は、掲載する図版が多い場合は柔軟性が苦手かもしれないが、逆に掲載する図版がすくないときは一転してその特長を発揮する。周辺に大きく生まれた余白が文を引き立たせ、見開きページ全体に静謐な雰囲気をあたえ、文に集中することを読み手にうながすことができる、という点は2段組にまさるところである第2部、第4章〈世界から見た江戸東京のユニークさ〉第2部、第4章、〈都市としての江戸〉。本文の1段組では、ページの縦3割にあたる水平方向の空きスペースと、本文が避けることによって生まれた縦方向のスペース、それら2つが合わさったL字型のスペースに図版を配置することがよくあるパターンのひとつ第2部、第4章、〈都市としての江戸〉。違う種類の図版のグループは区別して見えるように、図版の集め方やグループ同士の間の空きスペースの設け方に配慮した第2部、第4章、〈都市としての江戸〉。縦1段組で1ページまるごとを図版のスペースとして使用する例。図版のグループと書籍紹介のグループを区別して見せるために、ここにもその間に空きスペースを設けている第2部、第4章、〈講義余録〉
174本のデザイン建築史への挑戦住居から都市、そしてテリトーリオへカバー表紙カバーと表紙。「フィールドワークこそわが命!」──40年にわたり世界各地のフィールド調査に取り組んできた陣内教授。その歩みを1枚のコラージュで表現目次。本書は第1部の〈最終講義〉、第2部の〈連続講義〉、の全2部で構成。この目次は連続講義の一覧とゲスト講師陣の顔触れの紹介も兼ねる〈陣内秀信・陣内研究室の研究の軌跡〉、図〈おもな研究調査年表〉〈陣内秀信・陣内研究室の研究の軌跡〉、図〈おもな研究対象地〉第1部〈最終講義〉、第0章〈建築史の可能性への挑戦〉。各章の扉ページでは、講義テーマの代表的な図版を背景に、講義時における講師の写真を掲載することで、講義の雰囲気を紙面に再現することを試みている。ほかの扉ページは1ページ分だが、この扉ページは本書の顔も兼ねているといえるので2ページ分とした第1部、第0章。本書を象徴する写真としてカバーのコラージュのメイン部分に使用した、そのもとの写真を冒頭に掲載第1部の本文は縦の2段組。その場合の写真の配置のタイプはだいたい3つのタイプにわけられる。そのうちの1番目のタイプは、2段組の分のスペースを縦方向につき抜いて使用するもの。2番目のタイプは、1段組の分のスペースの一部か全部を使用するもの第1部、第0章。写真の配置のタイプのうちの3番目のタイプは、1ページあるいは2ページまるごとを図版のスペースとして使用するもの。縦の2段組は、以上の3タイプだけで写真の配置のほぼあらゆるケースに柔軟に、かつ自然なレイアウトで対応でき、どう配置するべきかについて迷うことも少ないため、レイアウト作業をしやすいのがその特長第2部〈連続講義〉、第1章〈同世代が拓いた建築史のフロンティア〉。部の番号と題目は、その定位置とする右ページの右上に据えている第2部、第1章。連続講義では、はじめにゲスト講師、そのあとに陣内教授、の順で講義を行い、本書への掲載もその順番にあわせている。ゲスト講義のページの冒頭には講師のポートレイトとプロフィールを掲載ゲスト講義のページの本文は縦の1段組。本文がページに占める高さは7割ほどで、ページの上部か下部のどちらかに寄せて配置し、残った3割ほどのスペースに参考資料用の小さな写真や補足用のテキストなどを配置する。本文が主役であり写真はそれを補佐する、というレイアウト第2部、第1章、〈講義余録〉。各講義録の末尾に位置する〈講義余録〉では、ページのまわりに広めに余白を設けたり、講義時の講師のスナップ写真を切り抜いてその輪郭に沿って文をまわりこませたりして、なごやかながら活発に意見が行き交う雰囲気を再現しようとした第2部、第2章〈日伊比較から見た都市史の可能性〉。ゲスト講師が2名の場合の扉ページ第2部、第2章、〈実学としての都市形成史〉。本文が1段組で掲載する図版が多い場合、図版の配置のバリエーションをあれこれつくって比較検討しようとすると、本文のかたまりが特定のスペースを占有してその検討を阻んでいるような印象を感じるために、なかなかはかどらずに苦慮することがある。2段組とくらべると1段組の場合は本文の形状と位置取りの自由度が低いので、図版が多い場合の柔軟性については苦手といえる第2部、第2章、〈陣内都市史の特質と地平〉。本書では多くの書籍を随所で紹介する。ゲスト講義のページでは、本文を上部に、図版を下部に配置している第2部、第2章、〈《空間人類学》という方法論を見出す〉。ゲスト講義に続く陣内教授の講義では、ゲスト講義のページとは逆に、本文を下部、図版を上部に配置。レイアウトを一転することで内容の流れが変化したことを読み手に示している第2部、第2章、〈“空間人類学”という方法論を見出す〉。本文の1段組は、掲載する図版が多い場合は柔軟性が苦手かもしれないが、逆に掲載する図版がすくないときは一転してその特長を発揮する。周辺に大きく生まれた余白が文を引き立たせ、見開きページ全体に静謐な雰囲気をあたえ、文に集中することを読み手にうながすことができる、という点は2段組にまさるところである第2部、第4章〈世界から見た江戸東京のユニークさ〉第2部、第4章、〈都市としての江戸〉。本文の1段組では、ページの縦3割にあたる水平方向の空きスペースと、本文が避けることによって生まれた縦方向のスペース、それら2つが合わさったL字型のスペースに図版を配置することがよくあるパターンのひとつ第2部、第4章、〈都市としての江戸〉。違う種類の図版のグループは区別して見えるように、図版の集め方やグループ同士の間の空きスペースの設け方に配慮した第2部、第4章、〈都市としての江戸〉。縦1段組で1ページまるごとを図版のスペースとして使用する例。図版のグループと書籍紹介のグループを区別して見せるために、ここにもその間に空きスペースを設けている第2部、第4章、〈講義余録〉